どんなマイナスもプラスに変える！転換力☆その３

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どんなマイナスもプラスに変える！転換力☆その３

鳴き砂ビーチうしろはま,マスターってどんな人？

2019/07/28 どんなマイナスもプラスに変える！転換力☆その３

梅雨明けして急に暑くなりました

朝方の涼しいうちにと思って私は早朝6時過ぎにビーチに向かいました。

既にお客様が見えていてチェーンがかかっているので入り口で待機されてました！

お客様は鳴き砂ビーチうしろはまが大のお気に入りの常連客。

鍵を外して私が浜掃除を始めたら、お客様もゴミ拾い海の家の建物の掃除をしてくださいました。

ホントにありがたいです。

「鳴き砂ビーチを守る会」が立ち上がり、Facebook等のSNSを通じて、ボランティアの方々の応援が頂ける様になり

自然を愛する方たちのお蔭で鳴き砂は守られています。

どんなマイナスもプラスに変える！転換力☆その２　の続きです。

更なるアイディア。

漂着ゴミの木材が燃やしきれません。それほど漂着ゴミは大量なのです。
この漂着木材をどう処理するか？
釜でお湯の沸くスピードを考えると、気温が28℃を超える様な暑い日には、６時間も焚き続ければ４tのお湯が出来るなと思いました。

サイズにして約４畳半程度の浴槽。
鳴き砂ビーチうしろはまの周囲には、自然石がゴロゴロしています。
この石を使って浴槽を創ろうと発案しました。
そこで２０１８年夏のシーズンが終わった頃、その石を若いスタッフの人達に３～４t集めて置いてもらいました。

私のイメージ。

鳴き砂ビーチうしろはまでは、厚島(コルトー)から右に島が２つ並び、更にその右にクジラ島が有り、夏の時期はその右手に太陽が水平線に沈むという、絶景の景観が有ります。
バーベキューや海水浴の後、その沈みゆく太陽の夕日を浴び、その眺めを楽しみながらビールを片手に、夜は満天の星空を仰いて、人生を語り合う様な露天風呂が有ったら、何処にもないヒーリングスポットになるという連想の展開でした。

それを夢見て素人の作業ですが、セメントと砂を混ぜてモルタルを作り、皆に拾って来てもらった石を一つ一つ積み重ねて行きました。

鳴き砂ビーチを守る会「鳴き砂の湯」の完成。

この露天風呂は、主宰が「鳴き砂ビーチを守る会」ですから、この露天風呂を使用するには、普通の海水浴のお客様にもご協力頂いています。
それは誰でも一掴み、ゴミを拾って来て頂いた方は無料で入れるというモノです。
海藻でもプラスチックゴミでも木材でも何でも構いません。
たった一掴みで良いのです。
これからも鳴き砂を守って行きたいと思って下さる方、また少しでも多くの方にそう思って頂ける様にと啓蒙の一手段になればと考えています。

環境の浄化に協力頂いた方に、他では絶対に味わえないモノを、そして不快でしかなかったゴミの一部が捉え方次第でこんな素敵な快感に変わるという事を体験して頂きたいのです。

苦の連続・・・それが人生ですが、でもそれってこれと似ていると思いませんか？
苦と捉えればそれまでですが、捉え方次第で人生には輝く様な活路が拓くのです。

今までは鬱陶しくて仕方なかった単なるゴミですが、今では私達にとって竹や木の漂着物は宝に見え始めましたよ。
何故ならそれは、鳴き砂ビーチうしろはまを訪ねて下さる方々の、歓喜溢れる笑顔や表情の原因(五右衛門風呂)のそのまた大元と成る材料だ、と言う認識に私達は到達する事が出来たからです。