スピ系にハマる人

スピリチュアル系にハマる人が増えています。

誰の話を聴いて、何を信じるかは自由なんですが・・・

 

高いセミナー代を払って講師の話を聴きに行く人。

大金を払って資格を取得する人。

スピ系も流行りのビジネスになってるようです。

 

 

最近、スピ系のH氏の話を聴く機会があり、

マスターのプログラムを共に学ぶ仲間が、それに関する感想をシェアされてました。

 

CDを聞かせていただきました。

でも4枚目の途中で、これ以上聞く必要性を感じず、止めましたけど。

マスターの学びをしている私からすると、何だか綺麗な言葉ばかりが並び、現実性に乏しく感じました。

これを学んだところで覚醒するのは難しいとでしょうし、何も私の身につくものは無いと思います。

こんな美しい言葉ばかりで、世の中や世界が良くなっていくのでしょうか？

でもスピリチュアルに興味のある人には、素晴らしい言葉に聞こえるのでしょうね。

 

感想を率直に、そして一言で表現すると「スピリチュアルを題材とした漫才」という感じでしょうか。

それなりの素養がある人には有益な内容だと考えますが

大多数の聴講者には、それこそ錯覚　ツモリを蓄積させてしまうことになると思うと

大変もったいない、ことだと感じます。

 

CD一通り聴きました。
これで覚醒???

H氏のオーラに触れて一時的に平安な心境になれる人も多いかもしれません。
これも一種の催眠術だと思いました。

分離意識→統合意識への変換の話も出てきましたが、
普通の人は数万時間の思考訓練を積み重ねないと愛と光の調和の中で生きていく事は出来ないです。

人を覚醒に導き、本物の愛のドラゴンボールを送る人になる為には、

やはりマスターのプログラムで思考訓練を積み重ねる事が最短コースだと改めて認識しました。

 

 

マスターのプロファイル(一部抜粋)によると・・・

 

Hさんという方は、単なる宗教ビジネスマンだ。

営業が得意な彼女は、自分オリジナルの宗教スタイルで構成したビジネスモデルを発案したという訳。

自己啓発と宗教性を融合させた処がオリジナルだ。

彼女の成功を祝福していよう。

宗教と言いたくないのなら、こういうパターンを自己啓発カルトという。

 

H氏の技法は、カルト好きタイプにしか向かないという事。

理は実に曖昧なんだけれど、断定して喋る事で無知な人は安心を得る、

という父性原理を使ってファンを作っている。

そしてそんなカルト好きタイプの人に「ツモリ」を造らせる技法は天才的だと言える。

 

 

そういえばマスターが以前カルトについて以下のように語っていました。

 

カルトとはカルト宗教だけでなく、色んなカルトがあるから要注意。
自己啓発カルトにビジネスカルト・・・

 

大切な事は、他の何かや誰かスゴイ人に寄りすがる処に救いを求めるのでは無く、

「自分の足で立つ」と言う事、それが最も重要な事なのだ。

その為には法則原則をしっかりと自分のセンターに据えると言う事だ。

一つ一つ、自分の中に「これは絶対だ」と言える法則を信念として構築していくと、次の次元が自ずと目の前に啓けて来る。

 

「心的態度が統合を向きっぱなしの状態」という現象の存在を知らないままに

スピリチュアル世界に救いを求めていても、それはより深い催眠術を探しているだけ。

 

 

人は何かに頼りすがっていたいもの。
何か不思議な力に頼って何かの問題が一時的に解決したとしても、それは根本解決ではない。
素晴らしい指導者や治療家に出会って、その人に寄りすがって生きていて、

もしその人がいなくなってしまったとしたらどうなるのでしょう

 

大切なのは、自分の足で立てるようになること。
そのためには、自分の中に法則・原則を中心とした生き方・考え方のしっかりとした基盤を作っていくこと。

 

自分の頭でものが考えるようになる能力を養っていくことが大事。

 

真に相手の幸せを願うなら、指導者や治療家は人が自分の足で立てるように、

「魚の釣り方」を教えてあげることが大事ですね～